MTRのピッチコントロールを使ったミックスダウン

今回のミックスダウンでは、テープのピッチを下げた状態で最終的な仕上げまでもっていきます。

テープピッチ(回転数)とは?

↑ピッチ(回転数)を上げる = 音程が上がり、音のテンションにハリがでる。
↓ピッチ(回転数)を下げる = 音程が下がり、音のテンションが緩くなる。

テープのピッチを下げることで、演奏ではなかなか得られないのんびりとした音の雰囲気を作ってみようと思います。

ピッチコントロールのツマミを調整します

ピッチコントロールのツマミを調整します

上の写真のように、ピッチの目盛りを 0 から 2つほど下げると、音程は1/4くらい下がります。
YAMAHA MT8X の場合、この目盛り3つでだいたい半音下がります。

曲のエンディングにも、ピッチコントロールを使った遊びをしてみました。

ピッチコントロールは、意図しないとあまり使わないミックスダウンの小技ですが、使いどころを考えれば、効果的に楽曲の幅を広げることができそうです。

レコーディングした音源を聴く

page top

© 8tracks